技術者としての心得 その1


 技術とは真摯に向き合うべきである。
 自己の向かう姿勢が結果として投影され、起きた事象によって客観的な真実を知らしめられる。
 その真実に愕然とし、また内省させられる。
 何度失敗を繰り返しても、挫けず真理の峰を探求するものが技術者というものである。
 そして己以外の人の役に立ちたいという純粋な想いしかなくなったときに希望の光が見える。


技術者としての心得 その2

 @挨拶
   挨拶とは己を開くことで、先入観のない白紙の心を見せることにより
   対面する相手の持っている技術を投影する鏡となることである。
   これにより技術を吸収する準備を行うのである。
   よってまず第1に挨拶が重要である。

 A6S
   ・躾(しつけ) 物事を行うには作法が重要である。
         例えば機械を使う前にしっかりと手順を体で覚えることが大切である。
   ・整理   要らないものを捨て、必要なものを纏めること。
   ・整頓   必要なものを使い易いように順序良く並べること。
         次に使うためにいつでも取り出せる準備をしておくのである。
   ・清潔   汚れたものを綺麗にすること。
         良い仕事や研究がしたければ良い環境を整える必要がある。
   ・清掃   使った道具を元通りにし、綺麗に掃除すること。
         つぎに使い易いように心とものの準備しておくのである。
   ・節約   必要なものを必要なだけ揃え、余計なものを揃えない。
         そして使えるものはその使命を全うするまで大切に使うこと。

 B感謝
   ここに今生かされて、かけがえのない友と師をいただいて、学ばせてもらえることに心より感謝する。
   またこれまで育てていただいた両親に感謝し、この素晴らしい学びの環境を与えて頂いた
   龍谷大学に感謝する。
   そしてあらゆるものに感謝することによって、そこから新しいものを生み出す勇気と力を頂くのである。


技術者としての心得 その3

    「限りある身の力試さん!」